麻布台ヒルズは完成度の高い場所だったが、高層階の景色だけではもう長く感動できなくなっている。高さや夜景より、静かに集中できる環境の方が今の自分には効く。東京や大阪の刺激に慣れた後は、海外の空気を見てから日本に戻る方が、抽象度を上げられる気がしている。
高層景色に慣れて静かな環境へ向かう
麻布台ヒルズは完成度が高かった
麻布台ヒルズはかなり大きく、飲食店も多く、人の密度も高かった。虎ノ門ヒルズは横に広いオフィスビル寄りの印象だったが、麻布台ヒルズは中に店が詰まり、人も外国人もビジネスマンも多い。公園や外構の作り込みも高く、街区としての完成度はかなり高い場所だと思った。
景色を見る場所としては強い
最上階付近のカフェは四十数階にあり、景色を見る場所としては良かった。ただ、店内の質そのものが強いというより、景色を借りて成立している場所に見えた。夜に一人で静かに夜景を見るならかなり良さそうだが、昼間はビジネスマンと外国人が多く、仕事場としてはそこまで落ち着かない。
高さだけではもう動かない
最近は高層ビルや高層マンションに行きすぎて、景色を見ても「ああ、また景色があるな」くらいで終わってしまう。ある程度まで高さが上がると、街の見え方は似てくる。大阪で見た超高層マンションの最上階の景色は印象に残っているが、逆に高すぎると街を見下ろす感覚が薄くなる。景色は、長時間感動し続けるものではない。
人の多さが集中を切る
高層階で景色が良くても、周りがワイワイしていると集中できない。東京のカフェは人が多く、仕事をしようとしてもすぐ集中が切れる。景色の価値より、人のノイズの方が強くなる瞬間がある。地方の良さは結局そこにあって、静かに仕事できること、集中できることがかなり大きい。
次は海外で視点を変えたい
東京や大阪の刺激には、もうだいぶ慣れてきた。刺激への耐性ができて、「またこれか」という感覚が増えている。日本の中だけで高層ビルや都市の景色を見続けても、抽象度がそこまで上がらない感じがある。次は海外に行き、景色や空気の違いを見た上で日本に戻る方が、別の視点や学びが生まれそうだと思う。
刺激より集中環境を見直す
高い場所や大きな建物に行けば何かが湧く、という段階はかなり過ぎている。今は景色そのものより、その場所で集中できるか、思考が動くかの方が大事になっている。都市の刺激に慣れたことを退屈として終わらせず、次にどの環境へ行けば視点が上がるのかを見直したい。