飛行機で見た差別的な発言は、単なる口の悪さではなく、内輪びいきと礼儀のなさがそのまま出た場面に見えた。日本に来ている外国人を一括りに見下したり、沖縄という場所を消費だけして悪く言ったりする態度は、自分にはかなり不快に映る。観光地に来るなら、せめてその場所と人への敬意ぐらいは持つべきだと思う。
沖縄で見た内輪びいきの不快さ
飛行機を降りる時に嫌な発言を聞いた
沖縄に来る飛行機を降りる時、機内が少し混雑していた。外国人観光客が荷物を先に取って降りようとした場面で、近くにいた若い日本人が「外人はほんと協調性がねえな」というようなことを人前で言っていた。カップルの女性側も「外国人ならしょうがないよね」という感じで合わせていて、それがかなり胸くそ悪かった。
大した迷惑行為ではなかった
もし相手が暴れていたり、明確な迷惑行為をしていたりしたなら、まだ不満が出るのは分かる。でも今回見た限りでは、荷物を取って降りようとしただけに見えた。飛行機を降りる時は誰でも少し急ぐし、慣れていない人なら動き方がずれることもある。その程度のことで「外人が」と言い出すのは、さすがに違うと思う。
日本人の内輪びいきが見える
最近、本や研究を読んでいても、日本人には日本人を良く見るバイアスがかなりあると感じることが増えた。愛国心や内集団へのひいきが強い一方で、研究によっては外国人の方が利他的に振る舞う傾向が出る話もある。実際、日本に来られる外国人は収入もあり、ルールを守ろうとしている人も多い。観光客の方が思われているよりちゃんとしている場面もあると思う。
沖縄を雑に悪く言う態度も似ている
沖縄に来て二年ぐらい経ち、自分の中ではかなり愛着がある。だからSNSで「沖縄はやることがない」「退屈すぎる」といった悪口ばかりを見ると、あまりいい気分はしない。東京には東京の良さがあり、沖縄には沖縄の良さがある。それをわざわざその土地の人が見える場所で雑に悪く言う必要があるのかと思う。
受け入れられている側の礼儀が足りない
沖縄の人たちは、観光客をただ拒否しているわけではない。観光産業として受け入れ、もてなしている側でもある。その場所に来て、サービスや景色だけを受け取りながら、土地や人を平気で見下す態度を取るのはフェアではない。最近は沖縄でも、都内から来た人たちの民度の低さのようなものを感じることが増えたから、現地の人はもっと強く感じているかもしれない。
日本人として日本人にイライラする
最近は、日本人として日本人の民度にイライラすることが増えている。外国人観光客に対しても、沖縄という場所に対しても、自分たちの方が分かっている、自分たちの方が上だという態度がにじむとかなり嫌な気持ちになる。むしろ六本木や東京の方が、まだ治安や空気感が整っていると感じる時すらある。
愛着のある場所を雑に扱われたくない
愛着のある場所を悪く言われると、やっぱりイラッとする。沖縄に興味を持って来てくれている外国人の悪口を、同じ日本人が人前で平気で言っているのを見るのもかなり嫌だった。結局これは、外国人か日本人か、東京か沖縄か以前に、場所と人への礼儀の問題だと思う。もう少しわきまえろよ、という感覚が残っている。