最近、友人関係や家族関係について思うことがある。仕事ではなく、親しい関係の方が、実は信用関係としては浅いのではないかということ。仕事であれば、この仕事をしたらこれが振り込まれるという契約に近いものがある。紙を巻くこともあるが、基本的にはこの人やこの会社なら信用できるという形で回っている。
親しい関係は安心感でできている
仕事は信用で回っている
ビジネスの世界は信用で成り立っている。この人ならこの金額を貸せる、この会社なら大丈夫、そういう判断がある。仕事に関しては信用で回っていて、成果や支払いや契約を前提に関係が作られている。だから仕事では、頑張って信用と信頼を獲得していかないといけない。
親しい関係に同じ信用は置いていない
逆に、友人関係や家族関係では、仕事ほど相手を信用していない。この人と何かやったらうまくいくとか、この人なら大丈夫とか、そういう信用関係は基本的にない。友達からビジネスの話をされても信用しないし、金を貸すとしても、返ってこない前提で貸す人が多いと思う。親しい仲ほど、信用や信頼をそこまで持っていない。そこを勘違いすると、身内の関係も破綻する。
親しい関係には安心感がある
では友人や家族や恋人との関係で何が大事なのかと考えると、多分安心感。信頼というより、この人といると落ち着く、ストレスがなくなる、頑張らなくていいという感覚が大きい。仕事以外の付き合いは、基本的に安心感でできているのではないかというのが、今の自分の仮説。
頑張らなくていい場所に人は戻る
信用や信頼の世界では、気を張ったり、努力して積み上げたりしないといけない。でも友達と一緒にいる時は、別に頑張らなくていい。家族といる時も基本的には頑張らない。信用も信頼もない場所で頑張ったら、ただ疲れるだけ。不快なところからは離れていくし、人間は快の方向に動く。だから親しい関係では、信用や信頼を一旦脇に置いて、安心感を作ることだけ考えればいいのではないかと思っている。
まず自分が安心している必要がある
安心感は、多分頑張って得るものではない。この人といたら安心できるという心理的なものがある。ただ、大前提として、自分が安心しないといけない。自分がその人といて安心できる状態でなければ、相手も安心できない。信用も信頼も、まず相手を信用し、信頼しないと返ってこない。恋人同士でも、相手に好きになってもらいたいなら、自分から好きになるという考え方がある。相手に愛してほしいなら、相手を愛さないといけない。
安心感を学ぶ
今のところ、人間関係の一番強い解は安心感ではないかと思っている。Googleも、いいチームを作るには安心感が必要という話をしていたはず。仕事は信用と信頼で割り切る。一方で、友人や家族や恋人との関係では、安心感が本質なのだと思う。そこについても、これから学んでいかないといけない。