最近、『生命、エネルギー、進化』という本を読んでいる。まだ序章から前半の3分の1にも届かないくらいで、1章か2章くらいしか読んでいないと思う。それでもかなり強い本だと感じている。ミトコンドリア、エントロピー、タンパク質、アミノ酸、細菌みたいな言葉が出てきて、正直すごく難しい。ただ、エントロピーとエネルギーという概念を拾っただけでも、かなり大きい。
エントロピーで物事を見始めた
難しい本に引き込まれた
本屋で手に取った時、最初のフックが強くて興味をそそられた。こういう科学寄りの本はあまり読んだことがないし、文字がびっしり詰まっていて300ページ以上ある。かなりえぐいと思った。冒頭では専門用語を使わず、他の専門家と違って分かりやすく解説するようなことも書いてあったが、読んでみると専門用語は普通にたくさん出てくる。結局使っとるやないかい、とは思った。ただ、科学的な知識がない自分でも読める本としては、他の本よりかなり読みやすいのだと思う。
エントロピーを拾った
自分はキーワードを拾って、そのキーワードから本質をたどるのが得意な方だと思っている。この本でまず強く残ったのが、エントロピーの法則だった。物理的に空間にあるものは、時間とともに劣化し、壊れ、複雑になっていく。簡単に言うと、部屋は何もしなければ散らかっていく。それが自然な状態で、そこに逆らうにはエネルギーが必要になる。部屋をきれいにするにもエネルギーがいる。生命も基本的には、エントロピーに逆らいながら生きている存在なのだと思った。人間もいずれ死ぬし、身体はどんどん劣化していく。ただ、その劣化を補いながら、エネルギーを使って逆らっている。
お金と構造にも当てはまる
この見方は、お金にも当てはまると感じた。基本的にお金は消費され、減っていく。お金がない状態は、ある意味では自然な状態でもある。ただ、お金がなくなると生活できないから、そこに対してエネルギーを使って稼がないといけない。稼ぐ方法は大きく二つに見える。一つは、自分のエネルギーを維持する仕組みを作ること。筋トレ、食事、フィジカルの管理でパフォーマンスを上げ、身体から出るエネルギーで稼ぐ方法。もう一つは、そもそもエネルギーが回る構造で勝つこと。普遍的なビジネスモデルは構造で回るもの、一時的なものは時代のトレンドや人のバイブスが集まったところにお金も集まるものとして見える。前までは人が集まるところに金が集まると考えていたが、もう少し深く見ると、エネルギーが集まっているところに人が集まり、その結果としてお金や企業やトラブルまで入ってくるのだと思う。
不快がエネルギーを出す
エネルギーが一番出るのはいつかと考えると、人間の場合は負の感情や不快が大きい。不快な時、怒りがある時、予測できないことに触れた時にエネルギーが出る。だから自分のエネルギーが弱まった時は、一定の不快に身を置く必要があるのだと思う。最近かなり強い腹痛があって、気絶しそうなくらい不快を感じた。今日は少し治ってきて、意外と活気ややる気がある。昨日、不快な状態で作ったYouTubeのコンテンツもかなり当たり、ここ最近出した2本だけで1,000万再生くらいまで行っている。これは不快が導いたものなのではないかと思った。
内側と外側の調和がいる
外に発信すればするほど、中の情報はシンプルになっていくように感じる。逆に、外に出さずに中で情報やエネルギーを蓄えると、内側はどんどん複雑になる。勉強ばかりしている人が複雑に考えがちなのは、中にエネルギーが溜まっているからかもしれない。一方で、アウトプットし続けている人はシンプルに本質を捉えることがある。ただ、シンプルすぎて本能だけで動いているように見える人もいる。だから内側と外側の両方を調和させる必要がある。
読むべきタイミングで手に取った
根本をたどればたどるほど、エネルギーのような話に行き着く。スピリチュアル系の思考は抽象度が高い部分もあると思うが、それを盲信している人も多い。だから一回疑いながら経験して、さらに科学や量子のような根本的なものを見たい。まだ序盤なのに、この本はかなり重要な本になりそうだと感じている。値段も3,600円くらいで普通の本の倍くらいする。最近はオーガズム、仏教、こういう抽象度の高い本を10冊くらい買ったので、これを読みながら自分の抽象度をさらに上げていきたい。
エントロピーとエネルギー
とりあえず、いい本と出会ったのだと思う。まだ前半どころか序盤だが、エントロピーとエネルギーという概念を見つけた感覚が強い。物事は基本的になくなっていくし、壊れていく。それをどう維持するか、どう循環させるか、どう構造にするか。この見方を、身体、お金、事業、発信、人間関係にも応用していきたい。