変化し続けるものの普遍性

時代を通して変わらない本質を探すと、固定された形ではなく、すべてが変わっていくことの方にたどり着く。言葉は表裏一体で、革命のような強い言葉でさえ肯定にも否定にも使える。だから普遍性を探すなら、ある形を守ることより、時代、環境、人、精神、情報空間まで含めて常に変わる前提を見る方が確実だと思っている。

普遍性を考えると変化に戻る

最近、変わらないものや普遍的なものについてずっと考えていた。時代に左右されずに残るものは何かを突き詰めていくと、結論は逆説的なところへ戻ってくる。時代を問わず一番変わらないものは、時代ごとにすべてが変わってしまうことだと思う。

言葉は肯定にも否定にも使える

こういうことを考える時、自分はいつもぐるりと戻ってくる感覚がある。あるキーワードを掘り下げるほど、その言葉自体がかなり都合のいいものに見えてくる。例えば革命という言葉も、自分は革命家だから突き詰めて考えたが、結局都合のいい言葉だった。言葉は表裏一体で、同じものを否定することも肯定することもできる。

納得は解釈の中で起きている

言葉は情報空間と物理空間をつなぐ一つの道具にすぎない。人は言葉を聞いて納得感を得るが、結局納得しているのは自分だけで、そこに絶対的な納得があるわけではない。どのようにも解釈できるから、言葉だけを突き詰めると、最後は言葉遊びのようにも見える。だから言葉の定義より、変化そのものの方が強く残る。

物事は崩れていく

変わらないことより、変わることの方が確実に見える。物事は基本的に壊れていくし、崩壊していく。生物も生まれたら最終的には死ぬしかない。成長しているように見えても、生まれた時から老いていっているとも言える。空間も同じで、住み始めた時は綺麗でも、時間が経てば汚れていく。これは自然の流れだから、しょうがないところがある。

変わらない形を守る方がリスクになる

ビジネスでも、どの時代でも勝てるような普遍的なモデルやセンターピンはあると思う。ただし、その最適な形は時代ごとに少しずつ変化する。大衆のブームもずっと同じではなく、必ず移り変わる。だから変化しないことの方がリスクになる。形を固定するより、変化する前提で最適な形を更新していく方が正しい。

大衆が来た場所は崩れやすい

大衆が来たところは、かなり早く崩壊の道に進むようにも見える。ブームは集まった瞬間に固定されるのではなく、そこから移り変わっていく。普遍的なビジネスを考える時も、変わらない型を信じるだけでは足りない。大衆、時代、環境がどう変わるかを見ながら、その都度形を変える必要がある。

変化を一番普遍的な前提にする

時代を通して変わらないもの、本質的なものは何かを突き詰めると、結局は変わることに戻ってくる。物事も、物体も、時代も、環境も、人間も、精神も、心も、情報空間も常に変わる。最も普遍的で変わらないことは、すべてが変わり続けることだという結論になった。