国に止められるAIモデルは信用しにくい

今日、かなり面白いことが起こった。Anthropicという、Claudeを提供している会社が最近かなり強い新しいモデルを出していて、自分もClaude Codeなどで実際に使っていた。使った感覚としてはめちゃくちゃ使える。これでいいじゃんと思うくらい強く、コーディング作業はぶっちゃけこれだけでもかなりいけると感じていた。Codexと絡めたら、もう相当強い状態になるとも思っていた。

強いモデルが止まったように見えた

その流れで今日、Claude側から発表があったように見えた。受け取った内容としては、米国政府から危険すぎるから今すぐ止めろと言われて、そのモデルが一般では使えなくなったという話になる。自分の感覚では、米国側もこれはかなり危ないと見て、さすがに止めたのだろうと感じた。

国に止められるサービスの弱さ

これを見て最初に思ったのは、国からそういう止め方をされたら、利用者側としてはどうしようもないということになる。パブリックなサービスとして、国に危険だからやめろと言われて止まるものをどこまで信用できるのか。危険性があるのは分かるとしても、国が止めて、それで止まってしまうなら、使う側からすると無理ゲーに近い。

Anthropicへの信用が下がる

Anthropicも、それで止まる会社なのだと見えてしまうと、信用はかなり落ちる。国が使っているものより弱いものを一般には使えと言われているようにも感じる。そうなると結構きつい。強いモデルを出しても、国から止められて一般利用できなくなるなら、課金して使う意味も薄くなる。自分も最大プランに課金しようか迷うくらい良いと思っていたが、使えなくなるなら話が変わる。

規制されにくいモデルの価値

こういうことが起こると、ビットコインのように、国に規制されにくいAIモデルがかなり大事になっていくと思う。ブロックチェーンが分散型で動いているように、AIモデルも国に制御されにくい仕組みや、オープンソースのモデルがどんどん出てくるはずになる。国に制御されない方が、性能の上がり方も強くなる可能性がある。

どの国のモデルも規制と無縁ではない

そう見ると、DeepSeekのようなモデルはかなり良いのではないかとも思う。ただ、DeepSeekは中国のモデルなので、中国側の規制も当然厳しい。OpenAIも今のところ同じ形では止まっていないように見えるが、裏側では規制を受けている可能性はある。今回の見え方だけで言うと、少なくともAnthropicは米国からかなり強く見られているように感じた。

消費者として使いにくくなる

これがOpenAIにも起こり、どんどんモデルの規制が進むと、消費者としてはかなりきつい。性能が高いから使いたいのに、国の判断で急に使えなくなるなら、プロダクトとして信用しにくい。自分は悪用するつもりで使っているわけではなく、普通に仕事や制作のために使っている。それでも強いモデルが止まるなら、残念さがかなり大きい。

規制との付き合い方が問われる

AIモデルの会社は、国との付き合い方や規制との向き合い方をちゃんと考えないといけない。単に規制を守るだけではなく、規制されにくい仕組みをどう作るかの方が重要になっていく気がしている。国に止められるAIモデルは、性能が高くてもブランドイメージや信用を落とす。今回のことで、Anthropicを少し信用しにくくなった感覚が残った。