AI代弁者は期待を聞いて放送できる

時代を問わず、人間はどの人間を選び、大衆が誰に期待を預け、その人がどう実行していくのかを考えていた。自分の中では、人口というものは数字そのものより、影響力のある塊として見たほうが近い。

人口は塊として動く

日本には一億人以上いるが、実質的には影響力を持っている一部に対して、残りの多くが賛同して一つの集合体になる。だから人口を一億人として見るより、もっと小さい塊として捉えたほうがいい感覚がある。大衆はリーダーを作り、そのリーダーを中心に動く。

大衆は代わりに言う人を求める

どういう人がリーダーに選ばれるかというと、自分が思っていることを代わりに言ってくれる人、自分がやりたいことを代わりにやってくれる人になる。大衆にとって大事なのは、よく言ってくれたという感覚になる。みんなが思っていることを、リスクを負って言ってくれる人に期待が集まる。

人気者は期待に応え続ける

Xのインフルエンサーでも同じで、長続きしない人は、ファンが思っていることを言わなくなったり、ファンがやってほしいことをやらなくなったりする。そうすると期待されなくなり、人は離れていく。期待されること、期待に応え続けることが人気者の本質になる。

大衆は宿主を変える

大衆は期待に応えてくれる人のところへ移っていく。人を転々とするというか、宿主を変えていく感じがある。だから人気者の定義を一言で言うなら、思っていることを言い、期待に応える人になる。そこを外すと、大衆はまた別の人のところへ移る。

broad listeningから放送する

ここでAIでもできると思った。AIは broad listening で大衆の意見を一箇所に集め、分類し、整理できる。そこから総意を取り出して、みんなが思っていることを言うAIを作れる。broad listening して、LLMで整理して、broadCASTする流れはたぶん作れる。

AIインフルエンサーより代弁者

この仕組みを作ると、AIインフルエンサーというより、特定の人間や集団の総意を代わりに言う代弁者を作れる。世の中は時代の代弁者を求めている節がある。その本質を捉えるなら、broad listening、LLM、broadCASTの形で仕組みにすれば、かなりうまくいく可能性がある。

小規模で試す

大衆は、思っていることを言ってくれて、期待に応えてくれる代弁者を求めている。この構造をAIで小さく再現できるなら、AIインフルエンサーではなく、時代や集団の代弁者として機能するはず。まずは小規模でテストしてみたいと思っている。