YouTubeは独自性を重く見始めた

最近、YouTubeの伸びが全体的に悪いと思っていたが、ようやく糸口が見えてきた。数字はいいのに再生回数へ反映されない状態がずっと引っかかっていて、またアルゴリズムが変わったのかと考えていた。今の結論は、独自性の重視がかなり強くなっているということになる。

フックとエンゲージメントだけでは伸びない

今までは基本的にエンゲージメントが評価基準だった。視聴維持率がそこまで高くなくても、フック、つまりスワイプ率とエンゲージメントが良ければ100万再生まで行くと見ていた。でも今は、フックとエンゲージメントだけでは正直伸びなくなってきた。今回のアルゴリズム変更が背景にあるのだと思う。

収益化ポリシーの変更が糸口になった

糸口になったのが、YouTubeの収益化ポリシーが少し変わったことだった。量産型コンテンツの名称が、一般的または繰り返しの多いコンテンツという扱いに変わり、満足度の低い、または不快なコンテンツも収益化できない対象として新たに明記された。ここから、単に数字を取るだけではなく、コンテンツ自体の独自性や満足度を重く見る方向へ動いたように感じた。

借りた素材には大幅な変更が必要になる

ポリシーの原則として大事なのは、オリジナル著作物であることと、他者のコンテンツを借りる場合は大幅に変更して独自性を持たせる必要があることの二点になる。以前から独自性は大事だったが、オリジナル著作物という言葉まで出てきたことで、著作権関係もかなり気にしているように見える。転載系のまとめ動画が増えている中で、他人のいいコンテンツをまとめただけでも伸びてしまう。そこに大幅な独自性を求めるようになったのだと思う。そう考えると、ナレーションも必要になる。

視聴回数より視聴者の満足を見る

視聴回数を狙ったものではなく、視聴者を楽しませる、または視聴者のためになることを目的として作る必要があるとも書かれている。どこからどこまでが独自性なのかは相変わらず曖昧で、YouTubeはそこを規約にしてくるから面倒くさい。ただ、釣りや少し衝撃的なだけの動画は、以前ほど評価されなくなったと感じている。

生成AIでも独自性は必要になる

生成AIを使った動画そのものは禁止されておらず、収益化も可能になっている。ただ、AIを使って騙したり、人の感情を不快にさせたりするコンテンツは、今後取り締まりが厳しくなる形になっている。AIを使うかどうかではなく、最終的に独自性があり、視聴者を楽しませるものになっているかが大事になってきた。

次の最適フォーマットを待つ

アルゴリズムが変わると伸びないアカウントが増え、みんなが試行錯誤する。その中から、アルゴリズムに最適化された新しいフォーマットがまた出てくる。今はまだ、そのフォーマットが十分に固まっていないと思う。自分の中でもいくつか見えているものはあるが、まだ明確ではない。自分だけで探し切るのではなく、うまくいったフォーマットが出てきたら、それを見つけて真似するフェーズになる。

ショート動画の動きを追う

独自性がどこまで評価に効いているのか、新しい最適フォーマットが何になるのかは、まだ断定できない。しばらくはショート動画のアルゴリズムの動きと、伸びるアカウントがどんな試行錯誤をしているのかを追っていこうと思う。